北本の魅力を発信する「暮らしの編集員」を養成する全5回のワークショップ「暮らしの編集室 編集員養成講座」応募はこちら

先日の10/6、暮らしの編集室 編集員養成講座の第2回が「いい写真、いい文章ってなんだろう」というテーマで開催されました!

開催の様子をまじえて、ご紹介していきますね。

 

テーマは「写真と文章」なのですが、今回は「写真」にフォーカスして講座を進めさせていただきました。

   

写真家でありこの講座のコーディネーターであります渡部勇介さんと、講師にナガシマアサコさんをお呼びし、2人の対談のような贅沢な時間を中心に「いい写真とは?編集とは?」という難しいテーマを話していきました。ナガシマアサコさんの写真は、この「暮らしの編集室 編集員養成講座」のちらしにも使わせていただいております。ナガシマアサコさんの写真からは、やさしくてやわらかい空気感が不思議と伝わってきます。

【ナガシマアサコさんが撮った渡部勇介さんのお写真がこちら】

渡部さんが持ってきてくれた写真集

 

実は今回の講座では、2人1組になってもらってフィールドワークとしてお互いの写真を撮りに行く時間を2回設けました。ランダムに決めた組み合わせだったため、初めて会って話すひともいるなか、それぞれでその瞬間に生まれた関係性が感じられる「いい写真」だと感じました。

 

   

フィールドワーク①として撮った写真を渡部先生とナガシマ先生に講評していただきながら、ライティングや構図のテクニック部分を教えてもらい、再度フィールドワークへ!

13:30~17:00という長丁場な講座なのですが、思っていたよりも時間はあっという間に過ぎていきました。

   

   

     

   

 

「いい写真」ってなにかは話しても話しても答えがでるものではないけれど・・

被写体が同じでも手法、意図、編集が違えば異なる写真になること

「写真だけが持つ特性はなんだろう?」と考えてみることが写真を撮るヒントとなること

何かを伝えるために瞬間的に会う瞬間を撮るのではなく、最初から作り上げる(キャスティング)写真の良さもあること

伝えたい情報を届けるために撮影条件を設けて情報を整理して編集するのは重要なこと

何をだれにどう伝えたいか意図を整理して、整合性が取れているかどうかを確認すること

写真は断片性と組み写真での見せ方で印象や意図が違うこと(編集の意図の場合が多い)

「いい写真」を撮るための視点だけでなく技術面からのヒントとなりそうなことも講座の中で見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

今日はナガシマアサコさんにも2人組で、写真を撮っていただきました^^

ナガシマアサコさんが写真を撮るときに思っていることや感じていること。

「息子を撮るときは、自分の子供なんだけど距離感が面白い写真」

「こっそり撮っているという感覚」

「完全ドキュメンタリーではなく、少し演出をしたいなという気持ちで撮る」

「バインダーをのぞきながら自分が気持ちのいい瞬間にシャッターを押している感覚」

「記録を残すためにで撮っておこうという写真より、あっと思った瞬間のモノがいい事が多い」

「被写体に油断してもらう感覚、安心感のある関係性を作って自然な表情を引き出すように」

「良い光を見つけた時に撮ること、ということを続けていくと無意識に積まれていく」など、

今日はアサコさんの話の中からこんなヒントを見つけました。

 

アサコさんが「わたしも家族をこう撮りたいな」と思える本として、

濱田英明さんの「ハルとミナ」

森友治さんの「ダカフェ日記」、2冊の本をご紹介いただきました。

ナガシマアサコさんの写真、ぜひぜひご覧くださいね^^

   

    

  

実際に写真を撮って、なんでこの構図で撮ったのか、なんでこの場所を選んだのか、なんでこの写真がいいと思ったのかを考えてみたり、光の使いかた(ライティングの技法)を講師の先生に教えていただいたり。実際にプロのカメラマンとして活躍している方にお越しいただいて、写真を見せてもらって、どう思って撮影しているのかを聞いたり話したり。

ひとりひとり感じる魅力は違って、お気に入りのモノコトヒトも違う中で、「なんでそれをいいなと思うのかな?」というところから考えてみる。これが実は「編集の視点を身につけていく」、遠回りのようで1番の近道なのではないかなと思います。第2回でその視点を身に着けるヒントをみつけてもらえたかな。今までよりも被写体と自分との関係性を感じながら、写真が撮れるような気がしています。

その上でその人ごとの編集の視点を持ち、構図を考えて、写真を撮ることが出来れば、「北本の魅力」を写真にとじこめて発信していくことが出来るのではないでしょうか。

その写真を見て北本の魅力を感じるひとがひとりずつでも増えていけば、北本はきっともっといいまちになると思います。まずは「写真」、次は「文章」、がっちりの写真講座、文章講座というわけではないけれど、一緒に話したり学んだりしていきながら、参加者同士がつながって、知らなかったまちの魅力とつながって、「まちづくりのチーム」として、みつけた魅力を伝えていき、支えていきませんか?

次回開催は11/30(土)13:30~「まちを歩いて絵を描いてみる」とのテーマですが、今回「文章」に注力できなかったので、次回は「文章を書く」ことについてしっかり講座をしていきたいと思います。いま、面白い企画を考えていますよ。今度は好きな文章や好きな本をお持ちいただきたいと思います。なんでその文章が好きなんだろうともう一度立ち止まって考えてみて、次回の養成講座の時間で皆さんが持っている「いいな」の想いを聞かせてください。

まだまだ参加者募集中!なんと参加は無料なんです。

応募はこちら!

http://www.machikan.com/wp-content/uploads/2019/09/69551361_422226505310337_6286190769527062528_n-1024x727.pnghttp://www.machikan.com/wp-content/uploads/2019/09/69551361_422226505310337_6286190769527062528_n-150x150.png北本市観光協会暮らしと場の習慣研究所北本の魅力を発信する「暮らしの編集員」を養成する全5回のワークショップ「暮らしの編集室 編集員養成講座」応募はこちら 先日の10/6、暮らしの編集室 編集員養成講座の第2回が「いい写真、いい文章ってなんだろう」というテーマで開催されました! 開催の様子をまじえて、ご紹介していきますね。   テーマは「写真と文章」なのですが、今回は「写真」にフォーカスして講座を進めさせていただきました。     写真家でありこの講座のコーディネーターであります渡部勇介さんと、講師にナガシマアサコさんをお呼びし、2人の対談のような贅沢な時間を中心に「いい写真とは?編集とは?」という難しいテーマを話していきました。ナガシマアサコさんの写真は、この「暮らしの編集室 編集員養成講座」のちらしにも使わせていただいております。ナガシマアサコさんの写真からは、やさしくてやわらかい空気感が不思議と伝わってきます。 【ナガシマアサコさんが撮った渡部勇介さんのお写真がこちら】 渡部さんが持ってきてくれた写真集   実は今回の講座では、2人1組になってもらってフィールドワークとしてお互いの写真を撮りに行く時間を2回設けました。ランダムに決めた組み合わせだったため、初めて会って話すひともいるなか、それぞれでその瞬間に生まれた関係性が感じられる「いい写真」だと感じました。       フィールドワーク①として撮った写真を渡部先生とナガシマ先生に講評していただきながら、ライティングや構図のテクニック部分を教えてもらい、再度フィールドワークへ! 13:30~17:00という長丁場な講座なのですが、思っていたよりも時間はあっという間に過ぎていきました。                     「いい写真」ってなにかは話しても話しても答えがでるものではないけれど・・ 被写体が同じでも手法、意図、編集が違えば異なる写真になること 「写真だけが持つ特性はなんだろう?」と考えてみることが写真を撮るヒントとなること 何かを伝えるために瞬間的に会う瞬間を撮るのではなく、最初から作り上げる(キャスティング)写真の良さもあること 伝えたい情報を届けるために撮影条件を設けて情報を整理して編集するのは重要なこと 何をだれにどう伝えたいか意図を整理して、整合性が取れているかどうかを確認すること 写真は断片性と組み写真での見せ方で印象や意図が違うこと(編集の意図の場合が多い) 「いい写真」を撮るための視点だけでなく技術面からのヒントとなりそうなことも講座の中で見つけることができました。               今日はナガシマアサコさんにも2人組で、写真を撮っていただきました^^ ナガシマアサコさんが写真を撮るときに思っていることや感じていること。 「息子を撮るときは、自分の子供なんだけど距離感が面白い写真」 「こっそり撮っているという感覚」 「完全ドキュメンタリーではなく、少し演出をしたいなという気持ちで撮る」 「バインダーをのぞきながら自分が気持ちのいい瞬間にシャッターを押している感覚」 「記録を残すためにで撮っておこうという写真より、あっと思った瞬間のモノがいい事が多い」 「被写体に油断してもらう感覚、安心感のある関係性を作って自然な表情を引き出すように」 「良い光を見つけた時に撮ること、ということを続けていくと無意識に積まれていく」など、 今日はアサコさんの話の中からこんなヒントを見つけました。   アサコさんが「わたしも家族をこう撮りたいな」と思える本として、 濱田英明さんの「ハルとミナ」、 森友治さんの「ダカフェ日記」、2冊の本をご紹介いただきました。 ナガシマアサコさんの写真、ぜひぜひご覧くださいね^^             実際に写真を撮って、なんでこの構図で撮ったのか、なんでこの場所を選んだのか、なんでこの写真がいいと思ったのかを考えてみたり、光の使いかた(ライティングの技法)を講師の先生に教えていただいたり。実際にプロのカメラマンとして活躍している方にお越しいただいて、写真を見せてもらって、どう思って撮影しているのかを聞いたり話したり。 ひとりひとり感じる魅力は違って、お気に入りのモノコトヒトも違う中で、「なんでそれをいいなと思うのかな?」というところから考えてみる。これが実は「編集の視点を身につけていく」、遠回りのようで1番の近道なのではないかなと思います。第2回でその視点を身に着けるヒントをみつけてもらえたかな。今までよりも被写体と自分との関係性を感じながら、写真が撮れるような気がしています。 その上でその人ごとの編集の視点を持ち、構図を考えて、写真を撮ることが出来れば、「北本の魅力」を写真にとじこめて発信していくことが出来るのではないでしょうか。 その写真を見て北本の魅力を感じるひとがひとりずつでも増えていけば、北本はきっともっといいまちになると思います。まずは「写真」、次は「文章」、がっちりの写真講座、文章講座というわけではないけれど、一緒に話したり学んだりしていきながら、参加者同士がつながって、知らなかったまちの魅力とつながって、「まちづくりのチーム」として、みつけた魅力を伝えていき、支えていきませんか? 次回開催は11/30(土)13:30~「まちを歩いて絵を描いてみる」とのテーマですが、今回「文章」に注力できなかったので、次回は「文章を書く」ことについてしっかり講座をしていきたいと思います。いま、面白い企画を考えていますよ。今度は好きな文章や好きな本をお持ちいただきたいと思います。なんでその文章が好きなんだろうともう一度立ち止まって考えてみて、次回の養成講座の時間で皆さんが持っている「いいな」の想いを聞かせてください。 まだまだ参加者募集中!なんと参加は無料なんです。 応募はこちら!埼玉県北本市観光協会のウェブサイトです。北本市の観光情報を発信します。