第4回きたもと暮らし研究会
12/14(土) 第4回きたもと暮らし研究会を開催いたしました!
約10名の方にご参加いただきました!!
第4回のテーマは「まちのふぁんづくりを考える」です。次回の第5回暮らし研究会に引き続くテーマです。
前半は「きたもとファンクラブ」、後半は「きたもとのイベントやまつり」について話しました。
「きたもとファンクラブ」
北本の、特に20~40歳くらいの世代に北本の良さって伝わっていないんじゃないか。その世代にも北本の良さを伝えるには?どうしたら届けられるのか?参加者のみなさんには「自分の親しい友達に、北本の魅力、こんなことが伝わったらいいなということを伝えるためには?」ということを「ファンクラブ(=共感性をもってまちの魅力を伝える、おすすめできる)」という枠に落とし込んでみたときにどんな仕組みやしかけがあったら入ってもいいか、3人1組で話し合ってもらいました。
都城市ファンクラブ(宮崎県都城市)
飛騨市ファンクラブ(岐阜県飛騨市)
ふじさわファンクラブ(神奈川県藤沢市)
笠間ファン倶楽部(茨城県笠間市)
まちのファンクラブは、結構たくさんあるんですよね。
【みなさまの意見】
・コンテンツや仕組みが面白いもの(観光大使が書いたメルマガが送られてくる等)。
・個々の面白さのポイントは違うから、面白さのストライクゾーンの広いところを狙う、狭めないもの。
・住んでいてある程度のことは知っているから、わざわざ入らなくてもいいと思ってしまうけど、仲いい人から言われたら入るかも。
・ファンクラブに能動的に入るのはハードルが高い→特典やメリットを設けて入りやすいものにしたり、特典を受ける際に登録してもらうなどの仕組みをつくる。(まずはまちとの接点を持たせて、中身を充実させていく)
・まちで面白いことをやっているな、やってみたいなと思ってもなかなか飛び込めない。知っている人がいれば、入れるから、やってみたい!(つながりを作ることが大事なのでは)
・まちに長くいるのは「子育てしている親」が中心で、長く時間を過ごして根ざしているからこそまちを良くしたい、良くなってほしいと思っている。その人たちがいい取り組みやイベントに参加したくても、多くが土日開催だったり託児がなかったりで、行きたくてもいけない環境になってしまっているのが勿体ない。保育つきや平日に子供を預けている間の空いたちょっとの時間を上手につかって参加できるもの、なおかつ託児保育がついているものはとても行きやすい。
・いい情報を届けることも大切だけど、取り組みの場所や時間が行きやすいもの、子育て世代にやさしいものであればとてもいい。(ファンクラブという形でなくてもそういうものなら積極的に参加するひとがたくさんいるはず)
・幼少期からまちに愛着をもってもらうためには、まずは「親」がまちに愛着をもてることが大事。
・児童館に入館する際には毎回氏名などを書く必要があるので、利用者カードのようなものがあると使いやすくなるし、そのときにファンクラブに登録するのはどうか。
・セクションごとに考えてみて、それに共感したひとたちが一緒に作り上げていく。つくる「過程」を随時発信して共有することで一緒に作っていき、自分事になる。→作り上げたものの「お客さん」になって、自分のお店の感覚で自分の親しい人にも勧めたり、連れてきたりするようになる。(作り上げる過程の定期的な情報発信が大切)
・例えば都内から遊びにきてもらうには、往復2時間かけてもらうことになるから、北本にわざわざ来てもらうなら特典がないと現実的に勧められない。時間の価値をつくってあげられれば(1日いられるコンテンツづくりなど)、来てもらいやすくなるし、勧められるようになる。
たくさんのご意見、ありがとうございます!
続きまして、後半のテーマ
「きたもとのイベントやまつり」
「北本で、北本市外で、好きなまつりやイベントはありますか?理由も教えてください。」という質問をしました。
【みなさまの意見】
・親だけが楽しめるイベントにはなかなか行けない/子供が楽しめれば楽しい!と思える(子供が射的や輪投げが好きだから行く)
・フジロック(大自然のイベントで自然に触れ合えてキッズスペースもあり、ドラゴンドラもあって楽しめる)→好きなイベントに子供が楽しめるコンテンツがあるから子供も巻き込んで自分も楽しめる。
・運営側のイベント(運営として楽しめると、コアになって楽しさが伝播していく)、子連れが楽しんでくれたイベント
・企画運営側の人が頑張っているところをみているから、そのイベントにはいきたいし、楽しめる。
・清潔感のあるイベントにはいきたくなる(食の面からも、不衛生なイメージがあると食べたいと思えないことがある)
・「買う」以外のコンテンツが充実・付属しているイベント
・森めぐり、北本マルシェ(おしゃれできれいだから)
・秋まつり(バルーン、クラシックカーフェスティバルなどがあって楽しめる)
・鴻巣の花まつり(ポピー、コスモスなどを広大にみられるから、花は見ていて気分が良くなる)
・暮らし研究会(納めた税金がみえる使われ方をしているから)
・椅子とテーブルが十分に確保されているイベント(祭りやイベントの雰囲気を楽しみつつ、お酒や食事が楽しめるから)(上溝夏祭り(神奈川県相模原市)はダイエー駐車場を確保している)
・新潟まつりや三社祭(浅草)で神輿を担いでいるので、参加する側として楽しい(観客がたくさんいることも)
・定禅寺ストリートジャズフェスティバル(仙台市)に歌う側として参加している。(参加する側として楽しいのもある)
・大学ラグビー(母校の練習試合を見に行くのが楽しい、スポーツは観戦として楽しんでいる)
・地区運動会(平日は地元の人と会う機会がないから、話せる時間。楽しいし、身体も動かせる。)
・鴻巣花火やびっくりひな祭り(住んでいたのもあって毎年行っている。)
・毎週毎月欠かさずに行ける定期的なものがあったら、その時その時の意見が出て面白がれると思う。(暮らし研究会のようなものなど)
・きたもと秋の収穫祭(のんびり過ごしたい人にはとても楽しめる。子連れは遊具がないので、長くはいられない)
・秋まつり(世代問わずに楽しめる、地元中心のお店だから安心して楽しめる、よさこい、遊び場もあってバランスの良いまつり)
・益子陶器市(市ぐるみで全体で盛り上げようとしていて、整備準備もしっかりしている、カフェも入っていて1日いても飽きない)
などなど、たくさんの意見をいただきました。本当にありがとうございました!
きたもと暮らし研究会は次回、来年の1/18(土)で最後です。
今までのテーマが第1回「まちの楽しみ方、遊び方を考える」第2回「子どもたちが楽しむまちを考える」第3回「暮らしの中に仕事をつくる」第4回「まちのファンづくりを考える①」、そして次回第5回が「まちのファンづくりを考える②」です。今回の2時間では入りきらなかったことを聞いてみたいと思っています。
テーマとして聞いてみたいことは「北本まつり~宵まつり~」についてです。今年で26回目の開催となった「宵まつり」は平成6年から続く北本のふるさとをつくる一大イベントです。弘前系扇ねぷたや囃子山車等の運行、祭り囃子の競演、ねぷた囃子の合同演奏は圧巻で、多くの観客でにぎわいます。今年もたくさんの方にご来場いただきました。地域のコミュニティや各団体がこの日のために一生懸命に準備して作り上げる宵まつりを、もっと「いいよね」といえて、市外の人におすすめできるものにするには、どうしたらいいのでしょうか。
次回1/18㈯の1つのテーマは「宵まつり」。
・宵まつりの存在や印象、楽しみなこと、
・どうすればもっと関わってみたい?
・若者、子ども、子連れも楽しめるイベントにするには?
・運営側として関わりたいイベントって?
・参加のハードルを下げるためには?などなど……まつりのことだけじゃなく、きたもとのこれからのこと、みなさんと話したいです。
最後の暮らし研究会、初めての方もぜひ参加してみませんか?まちのことを話すことって普段なかなかないですが、ここで出会える人や情報がまちで暮らす、まちで楽しむいいスパイスになっていくかもしれません。思っていることがある!それを伝えたい!こうしてほしい!という方も大歓迎。話すのは得意ではないけれど、自分の意見をまとめて伝えるのも難しいけれど、ちょっと踏み出してみたい人も、ぜひ。こんなこと思ったり、考えたり、取り組もうとしたり取り組んでいたり、そんな考えや思いや取り組み、人を知るだけでも、なにかこれからの暮らしのヒントになっていくかも。お会いできるとうれしいです。
行ってみようかなーというかたはこちらからぜひぜひ。
第5回きたもと暮らし研究会
日時:2020/1/18[土] 10:00 – 12:00
場所:ケルン 北本市中央1丁目109
料金:無料
お申込み:こちら
お電話(048-591-1473)でも、メール(info@machikan.com)からでもOKです。直前申込も、飛び入り参加も大歓迎☺
【参加者アンケートのお願い】
今までご参加いただいた方にもご意見、ご感想いただければうれしいです。
改善点など、活かしていければと思っております。よろしくお願いいたします。
きたもと暮らし研究会とは?
北本の暮らしの中から楽しみを探し、みんなで研究していく会です。
一口で「暮らし」といっても、その中には生活、仕事、教育、文化、遊びなど様々な要素が含まれています。それぞれのフィールドですでに楽しいことをしている人もたくさんいるでしょう。だけどまだ意外とお互いを知らなかったり、求めている人に情報が届いていないこともあります。新たに楽しいことに出会うきっかけを探している人もいるはずです。よく知っている北本から、あんまり知られていない北本まで、みんなの知識を出し合って繋げてみることで新しい北本の可能性を改めて考えてみます。
北本に住んでいる人はもちろん、働いている人、ご近所の人、来たことはないけど気になっている人まで、どなたでもご参加できます。北本のまちを舞台にどんな楽しい暮らし方ができるのか、みんなで一緒に探し、研究していきましょう。
コメントを残す