平成27年3月28日、29日に実施した「北本 春の森めぐり」のガイドブックです。
画像をクリックするとマップが大きく表示されます。

※一部、イベント開催中のみのものもございますのでご了承ください。

表紙、裏表紙

1,12_表紙・裏表紙-01 『北本春の森めぐり』は、これまで行われてきた「森のレストラン」や「まち暦ツアー見本市」を引き継ぐ形で平成27年から新たに始まったイベントです。北本の春の魅力をたっぷり楽しんでいただく2日間の休日をご提案しています。

会場マップ

2,3_森めぐりマップ-01 市内西側エリア4拠点を会場に、シャトルバスが周遊し、それぞれの拠点からスタートするツアー企画などを行いました。

北本の魅力ってなんだろう?

 4,5_西口-01  北本市観光協会では、生活の中で昔から変わらずにある習慣や、ふと感じる豊かさ、生活の隣にある場(植物や動物も含む)がもつ時間の流れや、人と人の繋がりなど、普段私たちが忘れてしまいがちなモノやコトの中にこそ、この地域の魅力が詰まっているのではないかと考え、『暮らしと場の習慣を観光に』をテーマに掲げ、北本らしい観光振興のあり方について模索しています。
 今回の『北本 春の森めぐり』では、そんな私たちの暮らしにひっそりと寄り添う北本の魅力たちに目をむけ、体感していただく機会になればと考え計画してきました。皆さんが暮らしの中で感じ取るこの地域の魅力を少しずつ重ね合わせながら、北本ならではの観光をまちや人の記憶の中にに少しずつ定着していければ良いなと考えています。

 森のある暮らし

 6,7_てづくりの森-01  北本の市街地には多くの雑木林が残っています。かつての雑木林は、燃料となる薪や炭をうみだす生活に欠かせない大切な場所でした。時代を経て燃料のカタチが変わっていくと、生活のなかでの雑木林の存在は少しずつ薄まり、薄暗くて鬱蒼としたイメージの森になってしまいました。しかし、その生活のなかから取り残された雑木林にもう一度光をあてようと活動する人たちが北本にはいます。いつでも遊ぶことが出来る遊具が設置され、子どもの笑い声がひろがる明るい林の姿を見ていると、雑木林との新たな関係性を築く暮らしのヒントが見え隠れしているような気がします。

 自然のパッチワーク

 8,9_自然学習センター-01  北本自然観察公園は、約33㌶(東京ドーム7個分)の敷地内に里地里山の自然環境を残しつつ、多種多様な生物たちが暮らせる住みかになれるような管理がされています。公園内で記録された野鳥の種類が170種を数えるほどにです。多様な動植物が住みやすい環境づくりには、イロイロな成育のための条件を隣あわせながら、それぞれのための環境を整理する必要があります。この公園には、一見すると自然の風景と思われるひとつのシーンのなかに、丁寧につくられてきた自然のパッチワークが隠れているのです。この自然のパッチワークは、多様な価値観が同時に存在する現代社会における、私たちの暮らし方のヒントを教えてくれている気がするのです。

いつまでも変わらずに良いと思えるものへ

10,11_アトリエハウス-01  きたもとアトリエハウスでは、将来カフェを出したい人が週末だけカフェを営業してみたり、畑作業をはじめてみたい人が毎週土いじりをしにきたり、ストーブの薪がなくなれば雑木林の活動を手伝う代わりに薪をもらってきたり、趣味の手芸をみんなでお話しながらやりたい人たちが子どもを連れて集まってきたり、気鋭の若手アーティストがゆったりとした環境の中で制作活動を行ったりと、それぞれが楽しいと思う暮らしのかけらをこの場所に持ち寄っています。ここでは、それぞれが思う心地のいい暮らしに寄り添う場づくりの実験的実践がすでにはじまっています。

 

北本市観光協会マップ平成27年3月28日、29日に実施した「北本 春の森めぐり」のガイドブックです。画像をクリックするとマップが大きく表示されます。※一部、イベント開催中のみのものもございますのでご了承ください。■表紙、裏表紙『北本春の森めぐり』は、これまで行われてきた「森のレストラン」や「まち暦ツアー見本市」を引き継ぐ形で平成27年から新たに始まったイベントです。北本の春の魅力をたっぷり楽しんでいただく2日間の休日をご提案しています。■会場マップ市内西側エリア4拠点を会場に、シャトルバスが周遊し、それぞれの拠点からスタートするツアー企画などを行いました。■北本の魅力ってなんだろう?  北本市観光協会では、生活の中で昔から変わらずにある習慣や、ふと感じる豊かさ、生活の隣にある場(植物や動物も含む)がもつ時間の流れや、人と人の繋がりなど、普段私たちが忘れてしまいがちなモノやコトの中にこそ、この地域の魅力が詰まっているのではないかと考え、『暮らしと場の習慣を観光に』をテーマに掲げ、北本らしい観光振興のあり方について模索しています。 今回の『北本 春の森めぐり』では、そんな私たちの暮らしにひっそりと寄り添う北本の魅力たちに目をむけ、体感していただく機会になればと考え計画してきました。皆さんが暮らしの中で感じ取るこの地域の魅力を少しずつ重ね合わせながら、北本ならではの観光をまちや人の記憶の中にに少しずつ定着していければ良いなと考えています。 ■森のある暮らし  北本の市街地には多くの雑木林が残っています。かつての雑木林は、燃料となる薪や炭をうみだす生活に欠かせない大切な場所でした。時代を経て燃料のカタチが変わっていくと、生活のなかでの雑木林の存在は少しずつ薄まり、薄暗くて鬱蒼としたイメージの森になってしまいました。しかし、その生活のなかから取り残された雑木林にもう一度光をあてようと活動する人たちが北本にはいます。いつでも遊ぶことが出来る遊具が設置され、子どもの笑い声がひろがる明るい林の姿を見ていると、雑木林との新たな関係性を築く暮らしのヒントが見え隠れしているような気がします。 ■自然のパッチワーク  北本自然観察公園は、約33㌶(東京ドーム7個分)の敷地内に里地里山の自然環境を残しつつ、多種多様な生物たちが暮らせる住みかになれるような管理がされています。公園内で記録された野鳥の種類が170種を数えるほどにです。多様な動植物が住みやすい環境づくりには、イロイロな成育のための条件を隣あわせながら、それぞれのための環境を整理する必要があります。この公園には、一見すると自然の風景と思われるひとつのシーンのなかに、丁寧につくられてきた自然のパッチワークが隠れているのです。この自然のパッチワークは、多様な価値観が同時に存在する現代社会における、私たちの暮らし方のヒントを教えてくれている気がするのです。■いつまでも変わらずに良いと思えるものへ きたもとアトリエハウスでは、将来カフェを出したい人が週末だけカフェを営業してみたり、畑作業をはじめてみたい人が毎週土いじりをしにきたり、ストーブの薪がなくなれば雑木林の活動を手伝う代わりに薪をもらってきたり、趣味の手芸をみんなでお話しながらやりたい人たちが子どもを連れて集まってきたり、気鋭の若手アーティストがゆったりとした環境の中で制作活動を行ったりと、それぞれが楽しいと思う暮らしのかけらをこの場所に持ち寄っています。ここでは、それぞれが思う心地のいい暮らしに寄り添う場づくりの実験的実践がすでにはじまっています。 埼玉県北本市観光協会のウェブサイトです。北本市の観光情報を発信します。