令和2年1月18日(土)に きたもと創生プレゼンテーションコンクールが北本市役所3階議場にて開催されました。北本の魅力とはなんだろうということを考える前に、現時点での課題や問題を考え、北本の未来を考え、実現していくためにはどうしたらいいのか、と必死に考えて準備してくれたとわかる小・中学生の姿がありました。今回の発表を通して、多くの市民、幅広い世代にそれぞれの意見を聞くことの重要性を感じました。

小学生の部

参加〈19名〉:南小学校、北小学校、中丸東小学校、栄小学校、東小学校、中丸小学校、石戸小学校、西小学校


■南小学校『知名度を上げろ、PRで人口アップ大作戦‼』

《現状》・知名度が低い、少子化が進んでいる、通学班編成ができずに困っている。

《将来の姿》・いいものが沢山ある北本のことが大好きで故郷として誇りに思っているので、魅力をPRして、北本のことを好きになってもらうことで移住者を増やし、人口増加により活気あるまちにしたい。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》

⑴蒲桜とデーノタメ遺跡のライトアップとミニライブ/・咲いていない時期(ハロウィン)などに行う。・ミニライブは音楽の得意な先生や児童の演奏。(桜関連の音楽)

⑵K―1トマトグランプリ(K=北本のK)/・個人としても店としても参加OKで、北本トマトカレーに次ぐグルメを見つけるグランプリ。・ドイツのトマト祭りを参考にしたイベントを行う。・美味しい北本のトマトを口にしないのはもったいないため、トマトに見立てた水風船を投げあう。→絆を深めてもらう、北本の特産であるトマトに親しみを持ってもらう、暑い夏の対策。

⑶北本をテーマにしたゲームの開発(北本めぐり)/・スマートフォンのアプリ(北本市にある会社に依頼)・隠れとまちゃんを忍ばせる。・名所を巡って子供と一緒に楽しめるようにする。(宝探し要素で楽しく=宝箱ポイントを設置)

⑷北本に関する動画配信/・北本出身有名人(パーマ大佐など)に出演してもらう。(YouTubeなど)


■北小学校『北本サンサン<産・SUN>パーク』

《現状》・利便性は良い(17号、中山道、圏央道など)のに降りる人が少ない。・魅力を感じてもらう機会が少ない。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・北本に道の駅を作ろう!(観光客の増加、経済の発展のための1日遊べて北本の魅力を味わえる施設)・作りたい場所:北本の魅力3か所(自然学習センター、北本桶川インター、蒲桜)の中心

⑴グランピングやBBQを楽しめる施設・北本トマトカレーを含むB級グルメや地元の農産物の販売(1年中楽しめる場所)・手ぶらでキャンプができる(北本の自然の魅力を味わってもらう)

⑵宿泊、温泉の充実・性別や年齢問わず、多くの人が温泉好き。

⑶屋外屋内で楽しめる安全な施設・安全性の高い幼児専用の施設、ふわふわドーム、ターザンロープなど

⑷金魚の展示・海がないからこその金魚専門展示、カフェも併設することによりSNSによるお客様の増加。

⑸蒲桜と蛍を楽しんでもらう・北本で蛍が見られることの驚き、魅力を知ってもらう。


■中丸東小学校『変身してね!北本市~未来の大人より~』=大人になる人=今の子供

《現状》・幼児が遊べる公園はあるが、小中学生が遊べる広場は少ない。→外で遊ばなくなることによる体力の低下

《将来の姿》・新しい観光施設ができれば一年中身体を動かせて、健康な市民が増え、目的地や観光地が増えることで北本が元気になる、活気づく。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》

⑴ボール遊びができるような広い公園をつくる。/・安全対策(遊び場ごとに色分けする)・衛生管理(ゴミ箱の種類別に分類、とまちゃんデザインで統一感を出す)・予約不要、無料・北本の名産であるトマトの畑を併設する。(収穫体験)・一年中花が楽しめるように季節ごとの花を植える。(お手入れボランティアの募集)

⑵一年中利用できる屋内プールを作る。/・市民は低価にする。(価格表にもわかりやすいように表示する)・北本らしさ(グリコ[ポッキー型スライダー]、トマト料理 [タピオカ風とまコンジュース])


■栄小学校『栄小活用!市民の運動施設プロジェクト』

《現状》・栄小学校の全児童数66人(廃校になる可能性)

《将来の姿》・廃校になった場合の栄小を無駄にせずに有効活用して市民が健康に暮らせる北本市

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・栄小の6年生と先生で作った栄小学校の歌「さかえの空に」や校歌を流す。・医務室、アナウンスを放送するための施設などは現在使っている部屋を利用する。・広い食堂を作る。(懐かしの給食風、トマトカレー、トマトジュースなどの提供)・図書室の本は残してそのまま利用する。・栄小学校を今後どういう風に活用していくかを詳細に余すことなく利用できるように考える。・多方面から実際に利用することを考えた作り、利用者のための作り。・大好きな栄小学校を市民のためだけでなく、みんなのためになるような形で残していきたい。

《実施アンケート(クラス15名)》①栄小を運動施設として残したいか:93%(はい→栄小が好きだから、高齢者も運動できるから、建設費が安いから、運動できる施設が整っているから)(いいえ→栄小がなくなるのが嫌だから、廃校になるのにほかの学校の人に使われるのは悔しいから…など。)②栄小を運動施設として利用したいか:100%


■東小学校『みんなが元気になるために』

《現状》・少子高齢化が進み、公園はあっても人の集まりが少ない。(公園の数:北本20、鴻巣21、桶川25)・遊具が少ない。(ボール遊びをしていたら怒られてしまった)

《将来の姿》・お年寄りが元気に過ごし、小さい子供も安全に遊べるようにしたい。・小さい子だけでなく小中学生も思い切り遊べる公園があるといい。・心も体も健康になるためにリフレッシュしたり、ふれあいを増やしたりする場がほしい。・介護の人が減ってほしい、健康な人が増えてほしい。・自分たちが利用できるころには子供ではなくなっているかもしれないけど、この施設ができれば、自信をもって北本のことがいいなと思えるようになる。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・身近な公園でやってほしいこと(簡単なことから始めることが大切)

⑴運動器具を置くことで気軽に公園に行きやすくする/・ロンドンの公園にある遊具は大人から子供まで楽しめる。

⑵遊具を増やす/・公園にほしい遊具アンケート:アスレチック、トランポリン、くるくる回る遊具

⑶芝生を増やす/・安全に遊べる、リフレッシュやコミュニケーションの機会になる、緑が増える。

その他のアイデア/・各階によって年代別に楽しめるような、不便のない作り(建物の利用者が減らないように)・自然が豊かな北本を表現する(葉っぱ、どんぐり、お花の形をしたベンチを置く)


■中丸小学校『みんなで造ろう室内公園』

《現状》⑴税金が少ないから必要な建物などが作れなくなり、安心して暮らせなくなる。⑵子供の遊ぶ場所が減少している。

《将来の姿》・北本に欲しいものアンケートを実施→室内公園、映画、大型ショッピングセンターなどの案が出た中で、身体を使えて、雨でも遊べて、北本を知ってもらえる「室内公園」を作ることに注目した。・地域の人との交流ができ、市全体が明るくなる。・北本市民の個々として、全体を見て考える、いい未来、いい北本にするためには市民の声を聴き、近い未来を考えて実現できることを何度も何度も考えていくことが大切。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・室内公園をつくる。・どこにつくるのか?→古民家や空き家などを活用し、リノベーションを取り入れる(リノベーションの成功例を参考に)・施設に何を入れるか?→きたもとっ子の体力の減少を考え、健康器具、室内広場。スイーツ(はやっているもの)、地元の野菜を使ったカフェ、季節のビニールハウスなど。・利用カードで手軽に利用できる。・スマートフォンで子供が今どこにいるのかを知ることができる。


■石戸小学校『地球も元気に!自分も元気に!ゴミ拾い&ウォーキング大会』

《現状》・ゴミ問題(ポイ捨てする人が多い)→落ちているごみはどんなものか通学路のごみを集めた(たばこの吸い殻が多く、印象的だった)

《将来の姿》・健康な人が沢山いる北本、ゴミが落ちていない住みやすい北本にする。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・ウォーキングとゴミ拾いを1つの大会にして開催する。→参加することでごみ問題の深刻さが実感できる。・参加者を増やすためにはどうしたらいいのか?→参加証や景品をつくる。(エコバックやごみ袋などの環境に配慮したものや特産品を配布することで市外の人も参加しやすくなる。)・コースを決めずにばらばらに出発する。・チェックポイントを観光名所や景色の綺麗なところにする、また季節ごとに変える。(桜、子供公園、神社など)・獲得ポイントの高いものを設置する。・ルールを細かに決めて、楽しみながら参加してもらい、ゴミ問題と高齢化問題を考える機会にできる。


■西小学校『会場は全国だ!きたもとトマトマ自然フェスティバル』

《現状》・少子高齢化が進み税収入は減少、高齢者を支援する民生費が増加、施設の修理などに使う費用が不足し、街に活気がなくなりさらに人口が減少してしまう。・知名度が上がらない。

《将来の姿》・誰もが安全で安心して暮らせる、活気ある街にしていきたい。・子供たちもスクラムを組んで、未来の北本を考えていくことが必要。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・まず北本をみんなに知ってもらおう!→「きたもとトマトマ自然フェスティバル」を開催し、北本の名産品や豊かな自然を全国に広める。

⑴フェスティバル会場/・大勢の人々が利用する場所を会場にする。(大型商業施設、空港、パーキングエリアなど)

⑵北本の観光名所を紹介する。/・北本の自然の写真をスタンプラリーのようにめぐり、観光地を紹介する。・手作りスタンプ、北本の自然施設を紹介したパネル・世代別で紹介する。(女性:街のカフェやお散歩コース、子供:北本に居る虫や街の様子など)

⑶屋台販売/・北本を代表するトマトカレーやトマトサイダーなどをその場で楽しんでもらう。(トマトカレーのレトルトは手軽に食べられてサービスチケットもついている。)・ぶらりお散歩マップを作成配布、特定のお店で使えるサービスチケットを作る。

⑷北本広めタイ(隊)/・埼玉なのになんでタイだよ!というつっこみどころも狙い。・子供を中心としたメンバーで北本のいいところを見つける。・発信したい人がイベント会場で北本のいいところを紹介する。・入隊したいかのクラスアンケート:入りたい4人、入りたくない31人→増やしていきたい。


中学生の部

参加〈12名〉:北本中学校、東中学校、宮内中学校、西中学校


■北本中学校『Safety(安全)&Livable(住みやすい) KITAMOTO CITY』

《現状と将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》

<安全に関して>

・街灯が少ない。(街灯数は増えているが、実際には暗い道が多い)→照明が増えることで犯罪や事故が減る。

・水害意識が低い。(水没しない市、防災に強い市としてのPRが少ない)→安全なまちとしてPRすることで移住者が増える。

・事件事故が多い。(交通事故数34位、火災発生数33位、犯罪発生質22位、自己防災組織率55位、自主防犯活動数23位)

・犯罪を減らし、市民の防災の意識を高めたい!(街灯デザインコンテスト、国宝蒲桜のライトアップ)

・防災学習の機会を作る。(ハザードマップスタンプラリー、避難所の確認)

・他自治体の防災学習例を参考に。

<住みやすさについて>

・小中の関わりが少ない。→関わりが増えると見守る目が増えて絆がうまれて犯罪防止につながる。

・公園が少ない。→小さい公園では安心して利用できない、公園が増えれば道路で遊ぶことがなくなり、事故が減る。

・買い物が不便。→商業施設を建てる場所の確保:空き家バンク制度の利用や小さい公園の再利用をすることで大きな公園が隣接した商業施設を建設することが可能なのでは?


■東中学校『北本市の未来発展計画』

《現状》・北本といえば(なし、プラム、そば、トマト…)とあり、中でもトマトが特産品であり北本トマトカレーなどのオリジナル商品があるにも関わらず、北本といえばトマトという認識がされていない。・北本の石戸蒲桜は日本5大桜(根尾谷淡墨桜、刈宿の下馬桜…)に含まれている。※危機的状況にあった蒲桜を蒲桜保存会会長である高松和夫さんが根に直接液体肥料を入れ、3年かけて現在の姿にまで復活させたという歴史がある。・ほかよりも観光数が少ない(3万5千人)のはなぜ?→他よりも敷地が狭い、あっという間に見終わってしまう、遠くからは見えない、開けた場所にないので目立たない、市外県外からの認知度が低いこと、東中学校内でも9割の認知、市内からの認知度も低い(国の天然記念物であることは7割、5大桜であることは3割、雷に打たれて今の姿になったことは2割、源範頼と蒲桜の歴史は3割の認知)

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》全体的にPR不足が見られるため、新しいPRの方法を考える。(桜について)

⑴公式アカウントを作成し、ハッシュタグ #日本一美しい桜 をつける。

⑵長期的な観光客…後継樹を植える、桜並木の中に小葉桜をいれて1年中楽しめるようにする。

⑶バスなどの交通の便をよくする。

⑷ほかの桜も見られるようにバリアフリーの工夫をする。


■宮内中学校『小中高大の連携による教育と、充実した福祉のまち“きたもと”』

《現状》・市内の学習施設が少なく、自宅以外で集中して学習できない。・人口減少。(未来の働き手の減少により発展が滞る)・公園が少なく、地域の人とのふれあい機会がとても少ない。

[アンケート]・自宅以外で自由に利用できる学習スペースが欲しいか:80%・中学生が思い切り運動ができる場所が欲しいか:80%・イベントや地域との交流が増えたら嬉しいか:80%・北本市に住み続けたいか:はい35%、いいえ65%

《将来の姿》⑴自宅以外で自由に学習できる場があること

⑵運動できる場所、体育館などがあること

⑶子育て世代が増えること→納税者が増える、サービスの向上や高齢者を支える

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》→北本高校の開放

・教室を開放してもらう事で自由に学習でき、運動や遊びも気軽に楽しめる。・高校の生徒や先生との交流により進路選択や勉強、運動の指導や相談をする機会ができる。・高校を会場に、高校生や大学生、地域の方々との関わりの機会をつくる。・地域の人を呼び交流する、行事の発展、勉強の機会や遊びの機会、つながりが深まる。・その場があることにより学んだことを、今度は地域のために還元していくことができる。・自立した心や身に着けた力によって、地域の方に喜んでもらえるような機会ができる。・地域、年代問わずの関わりが増える、お年寄りにやさしい福祉の充実など。


■西中学校『トマトカレー有名化計画~リピーターを求めて~』

《現状》・販売や宣伝が行き届いていない。→トマトカレーが定着していると思うか:9割はいいえ(知らない人が多いのが問題)・北本のトマト料理をもっと沢山の人が食べたいと思える取り組みが必要。

《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》→物産展の開催。

・きちんと成果があがる開催場所、よりアピールできる場所を選ぶことが大事。・広報大使の任命によるニュース性により取り上げられやすくする。・オープンエリアでのPRをする。・横断歩道協への横断幕の設置により交通の際にも目に入る。・駅伝大会や部活動の大会などでも料理提供ブースを設置することで記憶に残すことができる。


発表の方法はパワーポイントや実物投影機を使ったり、グループだったり個人だったりと個々でばらばらでしたが、どの発表の資料も細かく情報収集、処理、分析され、丁寧に作られているのが分かりました。また、多くの人の前でプレゼンテーションを行うのは緊張もしますし、とても難しいものだったのではないかと思いますが、資料だけでなく身振り手振り、視線、声などにも工夫を凝らし、聞く側に強い印象を残す発表が多いと感じました。北本の現状課題は何なのか、そしてそれを解決しよりよい北本にするためにはどうしたらいいか。それぞれが真剣に考え、疑問に思い、実態を調べ、分析して確かめて、この場に立ち発表している姿は北本愛に満ちていると感じました。

子どもも大人も関係なく、自分が住んでいたり関わっていたりするまちのことを考える機会はとても少ないと思いますし、興味すら持っていない人も少なくないと思います。そんな中で今の子どもとして今の大人に対して、まちのことをこんな風に感じていて、だからこうしてほしいという思いを届ける場や機会は、お互いにとってもとても重要だと思います。子どもだからこその感じ方、大人にはない視点でハッと気づかせてくれることがたくさんあると実感しました。

今回の発表の最年少は小学校5年生でした。どの発表も北本愛に満ちていると感じられたのは、北本の学校に通い、多くの時間を北本で過ごし、多くの北本市民と過ごしている小・中学生だからこそだと思います。(高校生以上になると、通学や通勤の関係もあり北本以外の場所に自分の意思で出かけることが多くなるため)北本以外のどのまちにも魅力があり、大人に近づくにつれて価値観や関わる人も変わっていく中で、自分に合う魅力を味わえる場所で多くの時間を過ごしていくのは自然なことかと思います。ですが、多くの時間を過ごしたまちに愛着を持つことができていれば、その後もそのまちに関わろうと思ったり、一度まちを離れた人でも仕事や結婚、出産などの転機に戻ってこようと思ったりする「北本っ子」が増えるのではないかと改めて感じました。自分の意見だけでなく、ほかの人の考えを学ぼうとする姿勢のある小・中学生にまちに愛着を持ってもらえるようにするには、必死に考えたことが希望通りにならなくても、大人が真剣に向き合い考えてくれる姿をみせることではないかと思います。

次世代を担う小・中学生が暮らしや未来について自らで考え、調べることにより、まちの現在の姿だけでなく未来の姿を想像する機会、まちづくりへの関心を持つきっかけになり、そして新たな視点は行政をはじめとしたわたしたち大人への大きな刺激となりました。さらに年齢の低い、幼少期の子どもたちに愛着を持ってもらうためにはどうしたらいいのかはまた大きく異なる方法なのではと思いますが、子ども自身が実際に何かを見たり何かに触れたりして物事を考える、そのきっかけづくりをすることが重要なのではないかと、今回参加してくれた皆さんの発表でヒントを貰いました。

プレゼンテーションコンクールに参加してくださった小・中学生の皆さん、本当にありがとうございました。これからもぜひたくさんの考えや思いを伝えてくれると嬉しいです。

http://www.machikan.com/wp-content/uploads/2020/01/6c2fca967e37af1fdc2d7c342ad203fb-1024x683.jpghttp://www.machikan.com/wp-content/uploads/2020/01/6c2fca967e37af1fdc2d7c342ad203fb-150x150.jpg北本市観光協会暮らしと場の習慣研究所未分類     令和2年1月18日(土)に きたもと創生プレゼンテーションコンクールが北本市役所3階議場にて開催されました。北本の魅力とはなんだろうということを考える前に、現時点での課題や問題を考え、北本の未来を考え、実現していくためにはどうしたらいいのか、と必死に考えて準備してくれたとわかる小・中学生の姿がありました。今回の発表を通して、多くの市民、幅広い世代にそれぞれの意見を聞くことの重要性を感じました。 小学生の部 参加〈19名〉:南小学校、北小学校、中丸東小学校、栄小学校、東小学校、中丸小学校、石戸小学校、西小学校 ■南小学校『知名度を上げろ、PRで人口アップ大作戦‼』 《現状》・知名度が低い、少子化が進んでいる、通学班編成ができずに困っている。 《将来の姿》・いいものが沢山ある北本のことが大好きで故郷として誇りに思っているので、魅力をPRして、北本のことを好きになってもらうことで移住者を増やし、人口増加により活気あるまちにしたい。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》 ⑴蒲桜とデーノタメ遺跡のライトアップとミニライブ/・咲いていない時期(ハロウィン)などに行う。・ミニライブは音楽の得意な先生や児童の演奏。(桜関連の音楽) ⑵K―1トマトグランプリ(K=北本のK)/・個人としても店としても参加OKで、北本トマトカレーに次ぐグルメを見つけるグランプリ。・ドイツのトマト祭りを参考にしたイベントを行う。・美味しい北本のトマトを口にしないのはもったいないため、トマトに見立てた水風船を投げあう。→絆を深めてもらう、北本の特産であるトマトに親しみを持ってもらう、暑い夏の対策。 ⑶北本をテーマにしたゲームの開発(北本めぐり)/・スマートフォンのアプリ(北本市にある会社に依頼)・隠れとまちゃんを忍ばせる。・名所を巡って子供と一緒に楽しめるようにする。(宝探し要素で楽しく=宝箱ポイントを設置) ⑷北本に関する動画配信/・北本出身有名人(パーマ大佐など)に出演してもらう。(YouTubeなど) ■北小学校『北本サンサン<産・SUN>パーク』 《現状》・利便性は良い(17号、中山道、圏央道など)のに降りる人が少ない。・魅力を感じてもらう機会が少ない。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・北本に道の駅を作ろう!(観光客の増加、経済の発展のための1日遊べて北本の魅力を味わえる施設)・作りたい場所:北本の魅力3か所(自然学習センター、北本桶川インター、蒲桜)の中心 ⑴グランピングやBBQを楽しめる施設・北本トマトカレーを含むB級グルメや地元の農産物の販売(1年中楽しめる場所)・手ぶらでキャンプができる(北本の自然の魅力を味わってもらう) ⑵宿泊、温泉の充実・性別や年齢問わず、多くの人が温泉好き。 ⑶屋外屋内で楽しめる安全な施設・安全性の高い幼児専用の施設、ふわふわドーム、ターザンロープなど ⑷金魚の展示・海がないからこその金魚専門展示、カフェも併設することによりSNSによるお客様の増加。 ⑸蒲桜と蛍を楽しんでもらう・北本で蛍が見られることの驚き、魅力を知ってもらう。 ■中丸東小学校『変身してね!北本市~未来の大人より~』=大人になる人=今の子供 《現状》・幼児が遊べる公園はあるが、小中学生が遊べる広場は少ない。→外で遊ばなくなることによる体力の低下 《将来の姿》・新しい観光施設ができれば一年中身体を動かせて、健康な市民が増え、目的地や観光地が増えることで北本が元気になる、活気づく。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》 ⑴ボール遊びができるような広い公園をつくる。/・安全対策(遊び場ごとに色分けする)・衛生管理(ゴミ箱の種類別に分類、とまちゃんデザインで統一感を出す)・予約不要、無料・北本の名産であるトマトの畑を併設する。(収穫体験)・一年中花が楽しめるように季節ごとの花を植える。(お手入れボランティアの募集) ⑵一年中利用できる屋内プールを作る。/・市民は低価にする。(価格表にもわかりやすいように表示する)・北本らしさ(グリコ、トマト料理 ) ■栄小学校『栄小活用!市民の運動施設プロジェクト』 《現状》・栄小学校の全児童数66人(廃校になる可能性) 《将来の姿》・廃校になった場合の栄小を無駄にせずに有効活用して市民が健康に暮らせる北本市 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・栄小の6年生と先生で作った栄小学校の歌「さかえの空に」や校歌を流す。・医務室、アナウンスを放送するための施設などは現在使っている部屋を利用する。・広い食堂を作る。(懐かしの給食風、トマトカレー、トマトジュースなどの提供)・図書室の本は残してそのまま利用する。・栄小学校を今後どういう風に活用していくかを詳細に余すことなく利用できるように考える。・多方面から実際に利用することを考えた作り、利用者のための作り。・大好きな栄小学校を市民のためだけでなく、みんなのためになるような形で残していきたい。 《実施アンケート(クラス15名)》①栄小を運動施設として残したいか:93%(はい→栄小が好きだから、高齢者も運動できるから、建設費が安いから、運動できる施設が整っているから)(いいえ→栄小がなくなるのが嫌だから、廃校になるのにほかの学校の人に使われるのは悔しいから…など。)②栄小を運動施設として利用したいか:100% ■東小学校『みんなが元気になるために』 《現状》・少子高齢化が進み、公園はあっても人の集まりが少ない。(公園の数:北本20、鴻巣21、桶川25)・遊具が少ない。(ボール遊びをしていたら怒られてしまった) 《将来の姿》・お年寄りが元気に過ごし、小さい子供も安全に遊べるようにしたい。・小さい子だけでなく小中学生も思い切り遊べる公園があるといい。・心も体も健康になるためにリフレッシュしたり、ふれあいを増やしたりする場がほしい。・介護の人が減ってほしい、健康な人が増えてほしい。・自分たちが利用できるころには子供ではなくなっているかもしれないけど、この施設ができれば、自信をもって北本のことがいいなと思えるようになる。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・身近な公園でやってほしいこと(簡単なことから始めることが大切) ⑴運動器具を置くことで気軽に公園に行きやすくする/・ロンドンの公園にある遊具は大人から子供まで楽しめる。 ⑵遊具を増やす/・公園にほしい遊具アンケート:アスレチック、トランポリン、くるくる回る遊具 ⑶芝生を増やす/・安全に遊べる、リフレッシュやコミュニケーションの機会になる、緑が増える。 その他のアイデア/・各階によって年代別に楽しめるような、不便のない作り(建物の利用者が減らないように)・自然が豊かな北本を表現する(葉っぱ、どんぐり、お花の形をしたベンチを置く) ■中丸小学校『みんなで造ろう室内公園』 《現状》⑴税金が少ないから必要な建物などが作れなくなり、安心して暮らせなくなる。⑵子供の遊ぶ場所が減少している。 《将来の姿》・北本に欲しいものアンケートを実施→室内公園、映画、大型ショッピングセンターなどの案が出た中で、身体を使えて、雨でも遊べて、北本を知ってもらえる「室内公園」を作ることに注目した。・地域の人との交流ができ、市全体が明るくなる。・北本市民の個々として、全体を見て考える、いい未来、いい北本にするためには市民の声を聴き、近い未来を考えて実現できることを何度も何度も考えていくことが大切。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・室内公園をつくる。・どこにつくるのか?→古民家や空き家などを活用し、リノベーションを取り入れる(リノベーションの成功例を参考に)・施設に何を入れるか?→きたもとっ子の体力の減少を考え、健康器具、室内広場。スイーツ(はやっているもの)、地元の野菜を使ったカフェ、季節のビニールハウスなど。・利用カードで手軽に利用できる。・スマートフォンで子供が今どこにいるのかを知ることができる。 ■石戸小学校『地球も元気に!自分も元気に!ゴミ拾い&ウォーキング大会』 《現状》・ゴミ問題(ポイ捨てする人が多い)→落ちているごみはどんなものか通学路のごみを集めた(たばこの吸い殻が多く、印象的だった) 《将来の姿》・健康な人が沢山いる北本、ゴミが落ちていない住みやすい北本にする。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・ウォーキングとゴミ拾いを1つの大会にして開催する。→参加することでごみ問題の深刻さが実感できる。・参加者を増やすためにはどうしたらいいのか?→参加証や景品をつくる。(エコバックやごみ袋などの環境に配慮したものや特産品を配布することで市外の人も参加しやすくなる。)・コースを決めずにばらばらに出発する。・チェックポイントを観光名所や景色の綺麗なところにする、また季節ごとに変える。(桜、子供公園、神社など)・獲得ポイントの高いものを設置する。・ルールを細かに決めて、楽しみながら参加してもらい、ゴミ問題と高齢化問題を考える機会にできる。 ■西小学校『会場は全国だ!きたもとトマトマ自然フェスティバル』 《現状》・少子高齢化が進み税収入は減少、高齢者を支援する民生費が増加、施設の修理などに使う費用が不足し、街に活気がなくなりさらに人口が減少してしまう。・知名度が上がらない。 《将来の姿》・誰もが安全で安心して暮らせる、活気ある街にしていきたい。・子供たちもスクラムを組んで、未来の北本を考えていくことが必要。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》・まず北本をみんなに知ってもらおう!→「きたもとトマトマ自然フェスティバル」を開催し、北本の名産品や豊かな自然を全国に広める。 ⑴フェスティバル会場/・大勢の人々が利用する場所を会場にする。(大型商業施設、空港、パーキングエリアなど) ⑵北本の観光名所を紹介する。/・北本の自然の写真をスタンプラリーのようにめぐり、観光地を紹介する。・手作りスタンプ、北本の自然施設を紹介したパネル・世代別で紹介する。(女性:街のカフェやお散歩コース、子供:北本に居る虫や街の様子など) ⑶屋台販売/・北本を代表するトマトカレーやトマトサイダーなどをその場で楽しんでもらう。(トマトカレーのレトルトは手軽に食べられてサービスチケットもついている。)・ぶらりお散歩マップを作成配布、特定のお店で使えるサービスチケットを作る。 ⑷北本広めタイ(隊)/・埼玉なのになんでタイだよ!というつっこみどころも狙い。・子供を中心としたメンバーで北本のいいところを見つける。・発信したい人がイベント会場で北本のいいところを紹介する。・入隊したいかのクラスアンケート:入りたい4人、入りたくない31人→増やしていきたい。 中学生の部 参加〈12名〉:北本中学校、東中学校、宮内中学校、西中学校 ■北本中学校『Safety(安全)&Livable(住みやすい) KITAMOTO CITY』 《現状と将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》 <安全に関して> ・街灯が少ない。(街灯数は増えているが、実際には暗い道が多い)→照明が増えることで犯罪や事故が減る。 ・水害意識が低い。(水没しない市、防災に強い市としてのPRが少ない)→安全なまちとしてPRすることで移住者が増える。 ・事件事故が多い。(交通事故数34位、火災発生数33位、犯罪発生質22位、自己防災組織率55位、自主防犯活動数23位) ・犯罪を減らし、市民の防災の意識を高めたい!(街灯デザインコンテスト、国宝蒲桜のライトアップ) ・防災学習の機会を作る。(ハザードマップスタンプラリー、避難所の確認) ・他自治体の防災学習例を参考に。 <住みやすさについて> ・小中の関わりが少ない。→関わりが増えると見守る目が増えて絆がうまれて犯罪防止につながる。 ・公園が少ない。→小さい公園では安心して利用できない、公園が増えれば道路で遊ぶことがなくなり、事故が減る。 ・買い物が不便。→商業施設を建てる場所の確保:空き家バンク制度の利用や小さい公園の再利用をすることで大きな公園が隣接した商業施設を建設することが可能なのでは? ■東中学校『北本市の未来発展計画』 《現状》・北本といえば(なし、プラム、そば、トマト…)とあり、中でもトマトが特産品であり北本トマトカレーなどのオリジナル商品があるにも関わらず、北本といえばトマトという認識がされていない。・北本の石戸蒲桜は日本5大桜(根尾谷淡墨桜、刈宿の下馬桜…)に含まれている。※危機的状況にあった蒲桜を蒲桜保存会会長である高松和夫さんが根に直接液体肥料を入れ、3年かけて現在の姿にまで復活させたという歴史がある。・ほかよりも観光数が少ない(3万5千人)のはなぜ?→他よりも敷地が狭い、あっという間に見終わってしまう、遠くからは見えない、開けた場所にないので目立たない、市外県外からの認知度が低いこと、東中学校内でも9割の認知、市内からの認知度も低い(国の天然記念物であることは7割、5大桜であることは3割、雷に打たれて今の姿になったことは2割、源範頼と蒲桜の歴史は3割の認知) 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》全体的にPR不足が見られるため、新しいPRの方法を考える。(桜について) ⑴公式アカウントを作成し、ハッシュタグ #日本一美しい桜 をつける。 ⑵長期的な観光客…後継樹を植える、桜並木の中に小葉桜をいれて1年中楽しめるようにする。 ⑶バスなどの交通の便をよくする。 ⑷ほかの桜も見られるようにバリアフリーの工夫をする。 ■宮内中学校『小中高大の連携による教育と、充実した福祉のまち“きたもと”』 《現状》・市内の学習施設が少なく、自宅以外で集中して学習できない。・人口減少。(未来の働き手の減少により発展が滞る)・公園が少なく、地域の人とのふれあい機会がとても少ない。 ・自宅以外で自由に利用できる学習スペースが欲しいか:80%・中学生が思い切り運動ができる場所が欲しいか:80%・イベントや地域との交流が増えたら嬉しいか:80%・北本市に住み続けたいか:はい35%、いいえ65% 《将来の姿》⑴自宅以外で自由に学習できる場があること ⑵運動できる場所、体育館などがあること ⑶子育て世代が増えること→納税者が増える、サービスの向上や高齢者を支える 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》→北本高校の開放 ・教室を開放してもらう事で自由に学習でき、運動や遊びも気軽に楽しめる。・高校の生徒や先生との交流により進路選択や勉強、運動の指導や相談をする機会ができる。・高校を会場に、高校生や大学生、地域の方々との関わりの機会をつくる。・地域の人を呼び交流する、行事の発展、勉強の機会や遊びの機会、つながりが深まる。・その場があることにより学んだことを、今度は地域のために還元していくことができる。・自立した心や身に着けた力によって、地域の方に喜んでもらえるような機会ができる。・地域、年代問わずの関わりが増える、お年寄りにやさしい福祉の充実など。 ■西中学校『トマトカレー有名化計画~リピーターを求めて~』 《現状》・販売や宣伝が行き届いていない。→トマトカレーが定着していると思うか:9割はいいえ(知らない人が多いのが問題)・北本のトマト料理をもっと沢山の人が食べたいと思える取り組みが必要。 《将来の姿に近づけるためのプロジェクトアイデア》→物産展の開催。 ・きちんと成果があがる開催場所、よりアピールできる場所を選ぶことが大事。・広報大使の任命によるニュース性により取り上げられやすくする。・オープンエリアでのPRをする。・横断歩道協への横断幕の設置により交通の際にも目に入る。・駅伝大会や部活動の大会などでも料理提供ブースを設置することで記憶に残すことができる。 発表の方法はパワーポイントや実物投影機を使ったり、グループだったり個人だったりと個々でばらばらでしたが、どの発表の資料も細かく情報収集、処理、分析され、丁寧に作られているのが分かりました。また、多くの人の前でプレゼンテーションを行うのは緊張もしますし、とても難しいものだったのではないかと思いますが、資料だけでなく身振り手振り、視線、声などにも工夫を凝らし、聞く側に強い印象を残す発表が多いと感じました。北本の現状課題は何なのか、そしてそれを解決しよりよい北本にするためにはどうしたらいいか。それぞれが真剣に考え、疑問に思い、実態を調べ、分析して確かめて、この場に立ち発表している姿は北本愛に満ちていると感じました。 子どもも大人も関係なく、自分が住んでいたり関わっていたりするまちのことを考える機会はとても少ないと思いますし、興味すら持っていない人も少なくないと思います。そんな中で今の子どもとして今の大人に対して、まちのことをこんな風に感じていて、だからこうしてほしいという思いを届ける場や機会は、お互いにとってもとても重要だと思います。子どもだからこその感じ方、大人にはない視点でハッと気づかせてくれることがたくさんあると実感しました。 今回の発表の最年少は小学校5年生でした。どの発表も北本愛に満ちていると感じられたのは、北本の学校に通い、多くの時間を北本で過ごし、多くの北本市民と過ごしている小・中学生だからこそだと思います。(高校生以上になると、通学や通勤の関係もあり北本以外の場所に自分の意思で出かけることが多くなるため)北本以外のどのまちにも魅力があり、大人に近づくにつれて価値観や関わる人も変わっていく中で、自分に合う魅力を味わえる場所で多くの時間を過ごしていくのは自然なことかと思います。ですが、多くの時間を過ごしたまちに愛着を持つことができていれば、その後もそのまちに関わろうと思ったり、一度まちを離れた人でも仕事や結婚、出産などの転機に戻ってこようと思ったりする「北本っ子」が増えるのではないかと改めて感じました。自分の意見だけでなく、ほかの人の考えを学ぼうとする姿勢のある小・中学生にまちに愛着を持ってもらえるようにするには、必死に考えたことが希望通りにならなくても、大人が真剣に向き合い考えてくれる姿をみせることではないかと思います。 次世代を担う小・中学生が暮らしや未来について自らで考え、調べることにより、まちの現在の姿だけでなく未来の姿を想像する機会、まちづくりへの関心を持つきっかけになり、そして新たな視点は行政をはじめとしたわたしたち大人への大きな刺激となりました。さらに年齢の低い、幼少期の子どもたちに愛着を持ってもらうためにはどうしたらいいのかはまた大きく異なる方法なのではと思いますが、子ども自身が実際に何かを見たり何かに触れたりして物事を考える、そのきっかけづくりをすることが重要なのではないかと、今回参加してくれた皆さんの発表でヒントを貰いました。 プレゼンテーションコンクールに参加してくださった小・中学生の皆さん、本当にありがとうございました。これからもぜひたくさんの考えや思いを伝えてくれると嬉しいです。埼玉県北本市観光協会のウェブサイトです。北本市の観光情報を発信します。