道を歩いていると漂ってくる何ともいえない甘い香り。北本では梅の実の生産が最盛期を迎えています。

春の時期にきれいな花を咲かせていた梅の木ですが、北本では5月下旬から6月下旬が、梅の実の旬の季節と聞き取材に行ってきました。

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今回は石戸宿地区にある横田果樹園さんにお邪魔しました。石戸宿地区は高台な土地が多いこともあり、昔からプラムや梅などの果樹が盛んに生産されてきました。現在でもこちらの地域では多くの農家さんがおいしい梅やプラムを生産しています。

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横田果樹園さんは家族三世代で梅の生産をしていて、現在は「小梅」、「白加賀(しらかが)」、「藤の梅(とうのうめ)」、「南高梅」、「豊後(ぶんご)」、「梅郷(ばいごう)」の6種類を生産しています。取材でうかがった時はちょうど梅の選定をしていました。

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お話を聞くと、梅は気温が30℃近くなると熟成も早くなるので急いで収穫しないと悪くなってしまうそうで、今ぐらいの時期が一番忙しいのだとか。

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よくテレビでは木を叩いて地面に落ちたものを拾っている場面がありますが、地面に落とすとキズがつきやすいので、横田果樹園さんでは自作の前掛けを作って脚立をかけてひとつひとつ手で収穫しています。

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こちらがその自作の前掛け。袋状になっていてそこに梅を入れられるようになっています。収穫された梅は、手作業で分けるか、木で作られた選別機を使って大きさで分けられます。

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右から梅を転がすと大きさで分かれて落ちる仕組みになっています。

今の時期は「藤の梅(とうのうめ)」と「白加賀」がよく取れて、その後は「南高梅」が待っています。梅によって味も食感も違いがあるようで、横田さんが作っている梅干食べさせてもらいました。

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左が藤の梅、右が南高梅の梅干。南高梅の方が少し実が大きいのが分かります。味も違いがあって、藤の梅は身がやわらかくて食べるとフルーツみたいな甘さが口に広がります。南高梅は梅の香りがとても強くて、実も大きくて食べ応えがありました。

梅干や梅酒以外の食べ方をお聞きしたところ、「梅ジュースが簡単でとってもおいしいよ!」と教えてもらいました。

梅ジュース・梅ジャムレシピ

こちらがいただいたレシピ。梅ジュースはなんと炊飯器の保温機能で作れてしまうのです。梅ジュースの飲み方で一番オススメという緑茶で4倍に薄めたものをいただきました。これがまたなんともおいしい!紅茶のようなさわやかな香りと味になって緑茶とはまた違うおいしさなんです。おいしくてゴクゴクと飲んでしまいました。ごちそうさまでした。

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今回は梅の農家さんにお伺いし、梅の種類や収穫の様子、おいしい食べ方などご紹介させて頂きましたが、ぜひご家庭でも北本の旬の梅を使って、色々な料理に挑戦してみてくださいね。お伺いさせていただいた横田果樹園さん、取材のご協力ありがとうございました。

                                              

北本の旬の梅の実を買うならもちろん、北本の農産物直売所「桜国屋」がおすすめです。桜国屋では梅の実はもちろん、梅酒などに利用するビンやレシピなども置いてありますので、ぜひ桜国屋に行ってみて下さいね。

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JAあだち野 地場物産館「桜国屋」 について詳しくはこちら

 

http://www.machikan.com/wp-content/uploads/2015/06/IMG_2525-001-1024x686.jpghttp://www.machikan.com/wp-content/uploads/2015/06/IMG_2525-001-300x300.jpg北本市観光協会食べる道を歩いていると漂ってくる何ともいえない甘い香り。北本では梅の実の生産が最盛期を迎えています。春の時期にきれいな花を咲かせていた梅の木ですが、北本では5月下旬から6月下旬が、梅の実の旬の季節と聞き取材に行ってきました。今回は石戸宿地区にある横田果樹園さんにお邪魔しました。石戸宿地区は高台な土地が多いこともあり、昔からプラムや梅などの果樹が盛んに生産されてきました。現在でもこちらの地域では多くの農家さんがおいしい梅やプラムを生産しています。横田果樹園さんは家族三世代で梅の生産をしていて、現在は「小梅」、「白加賀(しらかが)」、「藤の梅(とうのうめ)」、「南高梅」、「豊後(ぶんご)」、「梅郷(ばいごう)」の6種類を生産しています。取材でうかがった時はちょうど梅の選定をしていました。お話を聞くと、梅は気温が30℃近くなると熟成も早くなるので急いで収穫しないと悪くなってしまうそうで、今ぐらいの時期が一番忙しいのだとか。 よくテレビでは木を叩いて地面に落ちたものを拾っている場面がありますが、地面に落とすとキズがつきやすいので、横田果樹園さんでは自作の前掛けを作って脚立をかけてひとつひとつ手で収穫しています。こちらがその自作の前掛け。袋状になっていてそこに梅を入れられるようになっています。収穫された梅は、手作業で分けるか、木で作られた選別機を使って大きさで分けられます。右から梅を転がすと大きさで分かれて落ちる仕組みになっています。今の時期は「藤の梅(とうのうめ)」と「白加賀」がよく取れて、その後は「南高梅」が待っています。梅によって味も食感も違いがあるようで、横田さんが作っている梅干食べさせてもらいました。左が藤の梅、右が南高梅の梅干。南高梅の方が少し実が大きいのが分かります。味も違いがあって、藤の梅は身がやわらかくて食べるとフルーツみたいな甘さが口に広がります。南高梅は梅の香りがとても強くて、実も大きくて食べ応えがありました。梅干や梅酒以外の食べ方をお聞きしたところ、「梅ジュースが簡単でとってもおいしいよ!」と教えてもらいました。こちらがいただいたレシピ。梅ジュースはなんと炊飯器の保温機能で作れてしまうのです。梅ジュースの飲み方で一番オススメという緑茶で4倍に薄めたものをいただきました。これがまたなんともおいしい!紅茶のようなさわやかな香りと味になって緑茶とはまた違うおいしさなんです。おいしくてゴクゴクと飲んでしまいました。ごちそうさまでした。今回は梅の農家さんにお伺いし、梅の種類や収穫の様子、おいしい食べ方などご紹介させて頂きましたが、ぜひご家庭でも北本の旬の梅を使って、色々な料理に挑戦してみてくださいね。お伺いさせていただいた横田果樹園さん、取材のご協力ありがとうございました。                                              北本の旬の梅の実を買うならもちろん、北本の農産物直売所「桜国屋」がおすすめです。桜国屋では梅の実はもちろん、梅酒などに利用するビンやレシピなども置いてありますので、ぜひ桜国屋に行ってみて下さいね。JAあだち野 地場物産館「桜国屋」 について詳しくはこちら 埼玉県北本市観光協会のウェブサイトです。北本市の観光情報を発信します。